一覧に戻る未分類失われた時を求めてプルーストの大長編をフランスで生まれたコミックとして再構成した一冊。原作の核にある記憶と回想のモチーフを、絵と言葉に置き換えて読み手の手元に運ぶ。表紙はベージュの地にやわらかな水彩で街と人を描き、上部には紅茶とマドレーヌに触れる手の小さなコマが並ぶ。中央には山高帽の紳士が静かに視線を落とし、背景に教会の尖塔と筆記体のフランス語が淡く重なる。重厚な原作の世界が、絵物語として穏やかに開かれていく入口がここにある。Aboutジャンル未分類Credits装丁佐藤亜沙美(サトウサンカイ)