一覧に戻る文学・評論小説 こころ夏目漱石明治の知識人の孤独と、友をめぐる罪の意識を内側から綴った漱石の代表作。本書は古典文学を現代の読者に届け直す一冊として編まれている。深い臙脂を背景に、薔薇や白い花、葡萄の房と葉が画面いっぱいに咲き、その中央で眼鏡をかけた青年が黒い着物姿で静かに佇む。淡く滲む水彩のような筆致が、人物の沈思と背後の華やぎを同じ温度で結ぶ。縦に小さく置かれた題字と、帯に太く据えられた明朝が、近代の名作を現在の手のひらへと引き寄せる装いだ。About出版社文響社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画有栖サリAmazonで見る