一覧に戻る文学・評論サラマンダー殲滅〈下〉梶尾真治鮮烈な青を背景に、緻密なペン画で描かれた巨大な機械構造と、その懐に佇む長髪の女性が向かい合う。SF叙事詩の下巻、物語が結末へと収斂していく一冊である。単一色刷りで通された画面に細線の密度が立ち、空白の青が冷たさと祈りの両方を運んでくる。明朝の白抜きで縦に大きく配されたタイトルと、図像との余白の取り方に、シリーズの完結を見届けるような静けさが宿る。About出版社徳間書店出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁世古口敦志(coil)+株式会社コイル装画小林系Amazonで見る