一覧に戻る
女優堕ち
文学・評論

女優堕ち

河原れん

スポットライトの当たらない時間にこそ滲み出す、女優という生き方の不確かさを描く一篇。表紙はくすんだ藤色で全体をまとめ、衣装が雑然と吊られたクローゼットの前で、ひとり床に座り台本らしき紙束に向かう人物を絵画的なタッチで写し取る。手前には倒れた香水瓶、開きかけのコンパクト、転がるネイル——華やかさの残骸が散らばり、絨毯の白だけが妙に清潔だ。揺れる輪郭線と紫の濃淡が、堕ちる、という言葉の艶やかな曖昧さを丁寧に支えている。

About

出版社
KADOKAWA
出版年
2016
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

Amazonで見る情報の訂正を提案
『ロック・オブ・モーゼス』 装丁: 大原由衣 書影

ロック・オブ・モーゼス

花村万月

装丁大原由衣

装画wataboku

KADOKAWA / 2018年

文学・評論
『黄泉坂の娘たち』 装丁: 鈴木久美 書影

黄泉坂の娘たち

装丁鈴木久美

装画トミイマサコ

KADOKAWA / 2014年

文学・評論
『磁極告解録 殺戮の帝都』 装丁: アフターグロウ 書影

磁極告解録 殺戮の帝都

吉上亮

装丁アフターグロウ

装画安倍吉俊

KADOKAWA / 2016年

文学・評論
『NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部』 装丁: 福島よし恵 書影

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第2部

宮藤官九郎

装丁福島よし恵

KADOKAWA / 2013年

エンターテイメント
『BABEL 復讐の贈与者』 装丁: 須田杏菜 書影

BABEL 復讐の贈与者

日野草

装丁須田杏菜

装画

KADOKAWA / 2017年

文学・評論
『招き猫神社のテンテコ舞いな日々3』 装丁: 近藤ひろ 書影

招き猫神社のテンテコ舞いな日々3

有間カオル

装丁近藤ひろ

装画ゆうこ

KADOKAWA / 2016年

文学・評論
『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』 装丁: 坂詰佳苗 書影

中野ブロードウェイ脱出ゲーム

渡辺浩弐

装丁坂詰佳苗

装画三輪士郎

KADOKAWA / 2017年

文学・評論
『学園の魔王様と村人Aの事件簿』 装丁: 西村弘美 書影

学園の魔王様と村人Aの事件簿

織守きょうや

装丁西村弘美

KADOKAWA / 2022年

文学・評論
『ひとり旅日和』 装丁: 大原由衣 書影

ひとり旅日和

秋川滝美

装丁大原由衣

装画鳶田ハジメ

KADOKAWA / 2019年

文学・評論
『去年の雪』 装丁: 鈴木成一デザイン室 書影

去年の雪

江国香織

装丁鈴木成一デザイン室

装画朝光ワカコ

KADOKAWA / 2020年

文学・評論
『星の降る家のローレン』 装丁: 成見紀子 書影

星の降る家のローレン

北川恵海

装丁成見紀子

装画カタヒラシュンシ

KADOKAWA / 2018年

文学・評論
『いのちの食べかた』 装丁: 國枝達也 書影

いのちの食べかた

森達也

装丁國枝達也

装画五十嵐大介

KADOKAWA / 2014年

科学・テクノロジー
『彼女の色に届くまで』 装丁: アルビレオ 書影

彼女の色に届くまで

似鳥鶏

装丁アルビレオ

装画ajimita

KADOKAWA / 2020年

文学・評論
『あなたの「想い」届けます。 旅籠屋あのこの』 装丁: 和田悠里 書影

あなたの「想い」届けます。 旅籠屋あのこの

装丁和田悠里

装画ぽち

KADOKAWA / 2017年

文学・評論
『からまる』 装丁: 國枝達也 書影

からまる

装丁國枝達也

装画西淑

KADOKAWA / 2011年

文学・評論
『嘘つきなふたり』 装丁: 岡本歌織 書影

嘘つきなふたり

武田綾乃

装丁岡本歌織

装画ちょむ

KADOKAWA / 2022年

文学・評論
『初恋は坂道の先へ』 装丁: 川名潤 書影

初恋は坂道の先へ

装丁川名潤

装画釣巻和

KADOKAWA / 2014年

文学・評論
『骨灰』 装丁: 坂野公一 書影

骨灰

冲方丁

装丁坂野公一

カバー写真Adobe Stock

KADOKAWA / 2022年

文学・評論