
ベーシックインカムの祈り
AIやベーシックインカムが当然となった近未来を舞台に、制度の恩恵と歪みの狭間で揺れる人々を描く連作短編集。表紙はガラスの瓶に挿された桜の枝のイラストレーションを中心に据え、水色とくすんだピンク、淡いグレーの帯が斜めに交差して画面を分割している。瓶の透明感と花びらの儚さ、背景の幾何学的な構図が静かに同居し、明朝体の縦書きタイトルが落ち着いた重みを与える。制度という器に注がれた、ささやかな祈りのような時間を映し出す一冊。
About
Credits
- 装丁
- 坂野公一(welle design)
- 装画
- 六角堂DADA

















