一覧に戻る文学・評論悪魔の微睡芦花公園最近、強く正しい言葉で周囲を追い詰め、怪しげな動画チャンネルで聖書の教えを説き始めた青山幸喜。佐々木るみは彼を救うため、その祖父が遺した手記を手がかりに、戦後の出雲で人々が黒い涙を流し「善くなった」と歓んだ怪異へ迫る。シリーズの人間関係を最大の危機へ導く、信仰と善意の暴走を描いた長編ホラー。ステンドグラスと白い羽根に包まれた祈りの人物を、画面下から伸びる黒い手と巨大な題字が侵食するカバーは、聖性と禍々しさを鮮烈に反転させている。About出版社KADOKAWA出版年2026年判型文庫判(384ページ)ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画孳々