一覧に戻る文学・評論密やかな炎セレステ・イング+井上里理想的に設計された郊外の街で、ふたつの家族の交わりが秘密と亀裂をあらわにしていく長編小説。深い藍に沈む夜空のもと、整えられた芝生と並木の奥に、橙色の窓を灯したレンガの邸宅が静かに佇む。一室だけ揺らめく炎の気配と、タイトルの「炎」の一字を朱に染めた配色が、整然とした郊外の表面下にくすぶる小さな火種を、静かに予感させている。About出版社早川書房出版年2025年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁山之口正和(OKITAKA)装画天野寿Amazonで見る