一覧に戻る文学・評論女の庭女たちの肉体と欲望、その内なる景色をめぐる長篇。深い藤紫の地に、銀の髪をなびかせた三人の女が桜色の衣で寝そべり、座り、身を起こす。古典文様を写した帯状の布が彼女らをつなぎ、足元には牡丹や葉が咲き乱れる。白い書名と小さなローマ字だけが闇に浮かび、装画と余白のあいだに静かな余韻を残す。女の内側にひらく庭を、そのまま表紙の上に開いて見せたような一冊。About出版社大久保伸子出版年2012年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画西村オコ