一覧に戻る文学・評論三人屋朝はパン、昼はうどん、夜はバー——三姉妹が一軒の店で時間ごとに別の顔を見せる物語。パッチワーク状に色面が切り替わる卓上に、籠のトースト、青縞の茶碗に盛られた白米、出汁を張ったうどん椀、琥珀色のグラス、苺がのびやかに並ぶ。筆致を残す素朴な絵肌と、ばらばらに思える食器が一枚の絵にまとまる構成が、ひとつの店に三つの時間が積もる物語の温度を伝えている。About出版社原田ひ香出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁成見紀子装画小川かなこ