
きみが忘れた世界のおわり
失われた誰かに、再び絵筆を向けること。死者と芸術の交差を二人称で語り、そこにSF的な趣向を重ねた長編。表紙は淡い青の滲みを背景に、白いシャツをまとった人物が後ろ姿で誰かの肖像を描いている図。線画と水彩がほどけ合う柔らかな筆致と、縦に流れる手書き風の白い題字が、描くという行為そのものを画面に立ち上げる。記憶を辿る筆先と、それを受け止める青の余白が静かに呼応する一冊。
About
Credits
- 装丁
- 坂野公一(welle design)
- 装画
- Re°(RED FLAGSHIP)

















