一覧に戻る文学・評論二重らせんのスイッチ辻堂ゆめ身に覚えのない強盗容疑で逮捕され、現場に残されたDNAは自分のものと一致した——自己同一性が揺らぐ衝撃のミステリー。鮮烈な朱色の地に、黒のキャップを目深に被った青年と、白シャツに黒タイの青年が肩を寄せ合う構図。対照的な装いの二人を、縦組の白い太ゴシックが大きく貫き、似て非なる存在の輪郭をくっきりと浮かび上がらせる。鏡像のように並ぶ二つの顔が、物語の核にある「二重」の問いを静かに告げている。About出版社祥伝社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画sekudaAmazonで見る