一覧に戻る文学・評論飛行船月光号殺人事件 謎ニモマケズ鳴神響一昭和初期、飛行船「月光号」を舞台に起きる殺人事件を、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を手がかりに解く本格ミステリ。帽子をかぶり旅行鞄を提げた人物のシルエットが、薄紅と青に滲む空を背にして草むらに佇む。輪郭のすぐ上には飛行船らしき影が淡く流れ、水彩のにじみで全体が郷愁めいた光に包まれる。タイトルは縦組みの明朝で白縁取りされ、桃色の空に静かに浮かぶ。事件の不穏さと旅情を、ひと粒の夕景に閉じ込めた一冊。About出版社祥伝社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画中村至宏Amazonで見る