一覧に戻る文学・評論恋牡丹戸田義長江戸の市井を舞台に、園芸を愛する同心親子が四つの謎を解く時代ミステリ連作。木の質感を細やかに描いた板間の上に、切られたばかりの白い牡丹と剪定鋏が置かれ、葉の緑と花弁の柔らかな白が静かに息づく。タイトル文字は墨書きの太い縦組みで右に大きく配され、絵の余白と呼応して凛と立つ。鋏と花という小道具が物語の主題を控えめに告げ、抑制の効いた装画が江戸の暮らしの肌理を伝えてくる一冊。About出版社東京創元社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁小柳萌加(next door design)装画西山竜平Amazonで見る