一覧に戻る文学・評論蝶と帝国南木義隆帝政ロシアを舞台に、互いを想う二人の少女の運命を描いた長編。革命前夜の帝国を背景に、敵対する立場のあいだで揺れる魂の彷徨を、百合とSFを織り交ぜた筆致で綴る。暗い水面のような藍と黒を地に、寄り添う二人の少女と漂う蝶、沈む薔薇が淡い光をまとって浮かぶ装画。白抜きの明朝で大きく組まれた題字と、縦に通された欧文ロゴが画面を静かに引き締める。耽美と荒涼が同居する表紙そのものが、滅びゆく帝国の儚さをすでに告げている。About出版社河出書房新社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名和田耕平デザイン事務所装画shironeAmazonで見る