
世界は終わりそうにない
日常の手触りをすくいとる作家による一冊。世界はそう簡単には終わらないという確信と、それでも漂う不穏さが、表題に重ねられている。表紙は手描き風のイラストレーション。白地に青空と赤い東京タワー、ヘルメットの内側に弁当らしき形が浮かぶ宇宙服の人物、手前に佇む後ろ姿、小さな家と緑のカエルがちぐはぐに並ぶ。タイトルは淡い水色の手書き文字、著者名は端正な明朝体で添えられる。とりとめのない要素が同じ画面に同居する穏やかさが、本のトーンと静かに重なる。
About
Credits
- 装丁
- 有山達也+山本祐衣(アリヤマデザインストア)
- 装画
- ワタナベケンイチ(アトズ)

















