一覧に戻る文学・評論時間のかかる読書宮沢章夫横光利一の短編「機械」をきわめて遅い速度で読み進めていった連載エッセイ。白地のカバーには黒のゴシック体で「か」の字がグリッド状に整然と並び、その規則正しい反復のなかに「時間の」「かかる」「読書」と書名そのものが静かに紛れ込んでいる。読み手は一字ずつ視線で字を拾い、書名を発見していく。表紙を読み解く行為が、本の主題である「ゆっくり読むこと」を先取りした体験として手渡される。About出版社河出書房新社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る