一覧に戻る文学・評論人財島根本聡一郎絶海の島へ送られた人々が、企業に「人財」として選別されていく寓話的サスペンス。海を渡る船のデッキには小さく描かれた人影が並び、その先には高層ビルと緑の山が同居する島影が浮かぶ。ペンタッチで刻まれた波と曇天、舞い上がる海鳥、そして画面を断ち切るように据えられた極太の明朝タイトル。鮮やかな青と深い陰影のコントラストが、希望と閉塞のあわいに揺れる航路を可視化し、社会の縮図としての「島」へと読者を運んでいく。About出版社KADOKAWA出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画ホセ+フランキーAmazonで見る