一覧に戻る文学・評論思い出すことJhumpa+Lahiri+中嶋+浩郎ローマの家で見つけられた、一冊のノート。そこには見知らぬ女性によるたくさんの詩が書き残されていた——著者の最も自伝的とされる最新作は、虚構と記憶のあわいから立ち上がる詩集だ。鮮やかな黄色の地のなかほどに、柘榴や貝殻、甲虫を配した古典的な静物画が小さく差し挟まれる。地色の強さと描かれた静物の沈黙とが響き合い、見つけられた記憶の断片が陽の下に並べられているかのよう。About出版社新潮社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Amazonで見る