一覧に戻る文学・評論一度だけ益田ミリ一年に一度でいい、熱い夜が欲しい」——9年ぶりに書かれた2作目の長編小説。日々の傍らで胸の奥にともる小さな衝動を、静かにすくい上げる。深い緑を背景に、白く抜かれた余白のなかへ、サングラスをかけた赤い踊り子、舞う鳥、湯気の立つカップ、色とりどりの紙片が散りばめられる。切り絵めいた平面的な色面と素朴な描線が、祝祭の高揚と日常の余韻を同時に立ち上げ、装画そのものが「ただ一度」の手触りを伝えている。About出版社幻冬舎出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大島依提亜(カバー・帯・表紙・本扉)装画いとう瞳Amazonで見る