一覧に戻る文学・評論Q&A小林大輝死体のそばに残されたノートを介して、犯人と被害者が交互に問いを投げ合う。23歳の新鋭が描く、痛みと哀しみの応答の物語。青緑の地に、顔の位置を覆い隠すように置かれた赤い大きな「Q」。粗い刷りのテクスチャと滲みが、隠された素顔と血の気配を同時に立ち上げる。襟元だけが線描で残された人物像は、答えを欠いたまま読者と向き合う。問いと答えが互いの輪郭を消し合う、その緊張を一枚に閉じ込めた装丁である。About出版社幻冬舎出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁佐藤亜沙美(サトウサンカイ)装画石原一博Amazonで見る