一覧に戻る文学・評論わがままな選択横山拓也妻の妊娠と母の再入院。二つの命をめぐる葛藤を、家族それぞれの視点から軽やかに綴る長編小説。鮮烈なレモンイエローを地に、線描のみで描かれた四人の人物と二匹の猫が、椅子に腰掛けたまま思い思いの方向を向く。互いに視線を交わさない構図が、同じ家のなかでそれぞれに抱える迷いを浮かび上がらせる。太い明朝のタイトルが人物の間を縫うように大きく配され、軽やかな線と重い問いの対比が、ページを開く前から物語の温度を伝えている。About出版社河出書房新社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画小幡彩貴Amazonで見る