一覧に戻る文学・評論黒猫のいない夜のディストピア森晶麿黒猫シリーズ10周年を記す長編ミステリ。ドッペルゲンガー、暗号の書かれた葉書、母の不審な行動——黒猫のいない夜、ふたりの絆だけを頼りに謎を追う物語が描かれる。表紙は淡い水彩で、紫の花束を抱えた花嫁とその傍らに立つ黒衣の人物、足元にうずくまる黒猫を金縁の額の中に収め、背後には夜空を思わせる青と黄土のにじみが広がる。儚さと不穏が同じ画面に同居し、確かだったはずの絆が揺らぐ気配を、にじみと額装の構図が静かに示している。About出版社早川書房出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画丹地陽子Amazonで見る