一覧に戻る
歳月なんてものは
文学・評論

歳月なんてものは

久世光彦

時の流れと、その底に沈んでいくものたちへの眼差しを綴った随筆集。淡い苔色の地に、片目の白く濁った熊の頭部が描かれ、首から下は白い布だけが垂れている。生きものとも剥製ともつかぬ存在が、絵画的な筆致でぼんやりと浮かび上がる。緑で抜かれた縦組みの明朝が、鈍い色調にそっと寄り添い、紙のマットな質感と相まって寂しさを湛える。掴みかねたまま遠ざかる記憶のかたちが、一枚の絵に静かに預けられている。

About

出版社
幻戯書房
出版年
2011
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

Amazonで見る情報の訂正を提案
『夢のなかの魚屋の地図』 装丁: 大久保伸子 書影

夢のなかの魚屋の地図

井上荒野

装丁大久保伸子

装画三宅瑠人

幻戯書房 / 2013年

文学・評論
『読むよむ書く: 迷い多き君のためのブックガイド』 装丁: 真田幸治 書影

読むよむ書く: 迷い多き君のためのブックガイド

重松清

装丁真田幸治

幻戯書房 / 2019年

文学・評論
『トリビュート百人一首』 装丁: 緒方修一 書影

トリビュート百人一首

幻戯書房

装丁緒方修一

装画苗村さとみ

幻戯書房 / 2015年

文学・評論
『耳うらの星』 装丁: 間村俊一 書影

耳うらの星

東直子

装丁間村俊一

装画網中いづる

幻戯書房 / 2011年

文学・評論
『ロミイの代辯:寺山修司単行本未収録作品集』 装丁: 緒方修一 書影

ロミイの代辯:寺山修司単行本未収録作品集

寺山修司、堀江秀史

装丁緒方修一

幻戯書房 / 2018年

文学・評論
『荷風を盗んだ男: 「猪場毅」という波紋』 装丁: 緒方修一 書影

荷風を盗んだ男: 「猪場毅」という波紋

佐藤春夫、永井荷風、善渡爾宗衛、杉山淳

装丁緒方修一

装画タダジュン

幻戯書房 / 2019年

文学・評論
『地の鳥 天の魚群』 装丁: 緒方修一 書影

地の鳥 天の魚群

装丁緒方修一

装画長谷川潾二郎

幻戯書房 / 2011年

文学・評論
『東京バラード、それから』 装丁: 緒方修一 書影

東京バラード、それから

装丁緒方修一

幻戯書房 / 2011年

文学・評論
『27000冊ガーデン』 装丁: 岡本歌織 書影

27000冊ガーデン

大崎梢

装丁岡本歌織

装画hagi

双葉社 / 2023年

文学・評論
『二人の推理は夢見がち』 装丁: 坂野公一 書影

二人の推理は夢見がち

青柳碧人

装丁坂野公一

装画宮崎ひかり

光文社 / 2018年

文学・評論
『君と時計と塔の雨 第二幕』 装丁: bookwall 書影

君と時計と塔の雨 第二幕

綾崎隼

装丁bookwall

装画pomodorosa

講談社 / 2016年

文学・評論
『マンハッタン・ビーチ』 装丁: 田中久子 書影

マンハッタン・ビーチ

Egan、Jennifer、中谷、友紀子

装丁田中久子

装画黒田潔

早川書房 / 2019年

文学・評論
『雪の夜は小さなホテルで謎解きを』 装丁: アルビレオ 書影

雪の夜は小さなホテルで謎解きを

Milford、Kate、山田、久美子

装丁アルビレオ

装画河合真維

東京創元社 / 2017年

文学・評論
『凍った脳みそ』 装丁: 名久井直子 書影

凍った脳みそ

後藤正文

装丁名久井直子

装画和田ラヂヲ

ミシマ社 / 2018年

文学・評論
『雰囲気探偵 鬼鶫航』 装丁: 坂野公一+吉田友美 書影

雰囲気探偵 鬼鶫航

高里椎奈

装丁坂野公一+吉田友美

装画越島はぐ

講談社 / 2017年

文学・評論
『認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる』 装丁: 菊池祐 書影

認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる

貴戸湊太

装丁菊池祐

装画けーしん

宝島社 / 2022年

文学・評論
『影踏亭の怪談』 装丁: 東京創元社装幀室 書影

影踏亭の怪談

大島清昭

装丁東京創元社装幀室

装画げみ

東京創元社 / 2021年

文学・評論
『みかづき』 装丁: 鈴木久美 書影

みかづき

森絵都

装丁鈴木久美

装画水谷有里

集英社 / 2016年

文学・評論