一覧に戻る文学・評論耳うらの星東直子歌人・東直子による散文集。日々の手ざわりや記憶の断片を、短歌の作者ならではの澄んだ言葉で掬い上げた一冊。深い藍に覆われた夜の山と、その懐に立つ白いワンピースの少女。足元には桃色の花々が群れ咲き、宙にはぽつりと小さな星が灯る。アクリル絵具の筆致が湿った空気を残し、表題の朱文字が暗い画面に体温のような熱を添える。耳の奥でかすかに鳴る記憶を、夜の静けさごと閉じ込めたような装いだ。About出版社幻戯書房出版年2011年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁間村俊一装画網中いづるAmazonで見る