
無邪気な神々の無慈悲なたわむれ
脱出手段も連絡手段もない孤島で繰り広げられる、家族旅行を装った惨劇。閉ざされた状況のなかで剥がれていく人間の本性を、不穏な筆致で描き出すサスペンス小説。カバーは暗がりに沈む人物のイラストレーションを軸に、薄黄のタイトルを縦横不揃いに大きく配し、その下にやわらかな手書き風文字で「この島は、何かおかしい」と一言。整いきらない文字組みが、平穏を装いながら少しずつ歪んでいく物語の温度を、視覚の側からそっとなぞっている。
About
Credits
- 装丁
- 坂野公一(welle design)
- 装画
- 調

















