一覧に戻る文学・評論無邪気な神々の無慈悲なたわむれ七尾与史脱出手段も連絡手段もない孤島で繰り広げられる、家族旅行を装った惨劇。閉ざされた状況のなかで剥がれていく人間の本性を、不穏な筆致で描き出すサスペンス小説。カバーは暗がりに沈む人物のイラストレーションを軸に、薄黄のタイトルを縦横不揃いに大きく配し、その下にやわらかな手書き風文字で「この島は、何かおかしい」と一言。整いきらない文字組みが、平穏を装いながら少しずつ歪んでいく物語の温度を、視覚の側からそっとなぞっている。About出版社二見書房出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画調Amazonで見る