
岡本太郎の代表作「太陽の塔」をめぐる多彩な視点を集めた一冊。万博のシンボルとして親しまれてきた異形の塔を、愛好家それぞれの解釈や愛着とともに浮かび上がらせる。表紙はエレベーターの扉を開いた先に塔のミニチュアが佇む手描きイラストで、白を基調に余白を大きく取り、朱赤の手書き風タイトルが踊る。右上に貼られた黄色い円形ステッカーには「誤解するなら、してみろ!」の言葉。日常の隙間にひょっこり現れた塔の姿が、堅苦しさを脱いだ親密な太陽の塔像を予感させる。
著丸山ゴンザレス、村田らむ
装丁AFTERGLOW
竹書房 / 2019年