一覧に戻る文学・評論姉さま河岸見世相談処志坂圭江戸の河岸見世を舞台に、姉さまと慕われる遊女のもとへ持ち込まれる相談事を描いた時代ミステリ。深い紺地に縦縞の着物をまとった女性が煙管をくゆらせ、結い上げた髪、薄紅の帯、足元には桜の花弁が散る。格子の向こうに青い煙とも波ともつかぬ文様が立ちのぼり、華やぎと翳りが同じ画面に同居する。夜の見世に生きる女たちの聡さと寂しさを、抑えた色数と細やかな筆致で静かに浮かび上がらせている。About出版社早川書房出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画合田里美Amazonで見る