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いかれころ
文学・評論

いかれころ

三国美千子

南河内の旧家を舞台に、四歳の少女の視点から大人たちの縁談と血族のもつれを描く三島由紀夫賞受賞作。淡いクリーム地に、満開の躑躅と思しき桃色の花房と濃緑の葉が水彩で大きく描かれ、枝先は紙面の外へ伸びる。題字は手書きに近い柔らかな明朝で中央に小さく置かれ、下半分を覆う深い苔色の帯が画面を引き締めている。ふくよかな花の艶やかさと帯の重さが、土地に根ざした暮らしの匂いと、その奥に潜むざらつきを同居させる。

About

出版社
新潮社
出版年
2019
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

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吉川トリコ

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道尾秀介

装丁坂野公一

カバー写真tome213’s

新潮社 / 2014年

文学・評論
『悠木まどかは神かもしれない』 装丁: 新潮社装幀室 書影

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