一覧に戻る文学・評論奇面館の殺人(下)綾辻行人〈館〉シリーズの一冊で、雪に閉ざされた洋館を舞台に展開する本格ミステリの下巻。表紙は、夜の森に灯る山小屋風の館を中心に据え、橙色の窓明かりと積もる雪の青白さが鮮烈な対比をなす。空には焔のような朱が滲み、降りしきる雪片と凍てつく前景の雪山が、館を世界から切り離して見せる。タイトルは黒地に金で重く配され、灯火の暖かさと外気の冷えのあいだに、これから起こる出来事の不穏さが静かに差し込んでいる。About出版社welle design出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画喜国雅彦本文図版小野不由美