一覧に戻る文学・評論白医下村敦史ホスピスで起きた三件の不審死をめぐる医療ミステリー。救うべきは患者か、命か——沈黙を貫く医師が抱える真相を静かに追う物語。深い青緑に沈む病室、葉を落とした木の枝越しに、ベッドに横たわる患者とそばに佇む白衣の医師の姿が描かれる。明朝で大きく置かれた白抜きの題字と、白衣の白だけが画面の中に灯る。静謐な配色が、命の境界を見つめるこの作品の重さを過不足なく引き受けている。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画太田侑子Amazonで見る