一覧に戻る絵本・児童書それぞれの名前春間美幸新学期のはじまり、登校途中で出会う子どもたちの一場面を切り取った児童書。同じ顔立ちのふたりと、声をかける男の子の関係から、似ていてもそれぞれに名前と気持ちがある、という主題が浮かび上がる。表紙は手描きの線と淡い水彩で、桜・新緑・校門の格子・薄水色の空が春の朝の光をやわらかく満たす。手前に大きく広がるオレンジ色の通学路が画面の重心となり、タイトル文字は茶と桃色で手書き風に置かれ、書体そのものが子どもの声のような温度をたたえる。素朴な色面と親しみやすい筆致が、物語の入口を静かに開いている。About出版社講談社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル絵本・児童書Credits装丁大岡喜直(next door design)装画木村いこAmazonで見る