一覧に戻る文学・評論リーシーの物語 上KingStephen+白石朗亡き作家の夫が遺した言葉と、彼だけが知っていた秘密の領域へ分け入っていく妻リーシー——記憶と喪失を巡る長編の上巻。後ろ姿の女性が縞模様のショールに身を包み、柳の枝が垂れる水辺に佇む装画が表紙を満たす。深い青を背に光の粒が舞い、足元には朱や褐色の落ち葉が積もる。絵本のような穏やかな筆致と、その中央に置かれた黄色の手書き風タイトルが、悲しみと幻想がせめぎ合う物語の静けさを引き受けている。About出版社文藝春秋出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁石崎健太郎装画藤田新策Amazonで見る