一覧に戻るノンフィクション世界は五反田から始まった星野博美著者が生まれ育った五反田の町工場の記憶と、もうひとつの東京大空襲の歴史を辿るノンフィクション。焼け野原になった土地に、人はどうやって杭を打ち直してきたのか——個人史と都市史を往き来する一冊。淡いグレージュの地に、町工場で使われる工具や金具の細密なスケッチが浮かぶ。線描だけで陰影をとった淡彩は、図鑑の標本のようでも、忘れられた道具たちの遺影のようでもある。手で握られていた物の輪郭から、土地と人の記憶を立ち上げる装い。About出版社ゲンロン出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンルノンフィクションCredits装丁名久井直子装画弓指寛治Amazonで見る