一覧に戻る文学・評論買えない味売り物では手に入らない、家の台所で繰り返される小さな味わいを綴った食随筆。表紙は黒い丸盆に白米の小鉢、漬物らしき小皿、木の箸が並ぶ一枚の写真。柔らかな自然光が差し、奥には黒い蓋物が静かに置かれている。縦組みの細い明朝が写真の余白に控えめに添えられ、装飾は最小限にとどまる。飾らないふだんの食卓そのものが、書名の意味を黙って差し出している。About出版社アリヤマデザインストア出版年2010年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁有山達也+中島美佳(アリヤマデザインストア)カバー写真日置武晴