
身体と日々折り合いをつけながら生きるための、養生についての一冊。鍼灸師である著者が、寝る・食う・動くという三つの基本を軸に、現代人のための養生法を語る。クリーム色の地に、太い明朝の「健康の話」が大きく据えられ、朱色と濃い茶のタイポグラフィが帯のように紙面を横切る。線描きで描かれた、眠る人・食事をとる人・野菜やパンの小さなアイコンが、表題の重さをやわらげている。重たくなりがちな健康論を、紙の手ざわりごと身近に引き寄せる装丁。
著いとうせいこう
装丁佐藤亜沙美
河出書房新社 / 2014年
文学・評論