一覧に戻る文学・評論厳冬之棺孫沁文+阿井幸作中国発のミステリ長編。厳冬の館で起きる事件を描き、原題『凛冬之棺』の邦訳。表紙は霧に沈む洋館と、その手前に広がるひび割れた氷の湖面を見下ろす構図。煙る針葉樹と灰青の空のなか、わずかに灯る赤みの建物が冷気のなかに微かな温度を孕み、湖面に散る円形の氷紋が静かな不穏さを湛える。白抜きの大きな題字が氷上を渡るように据えられ、舞台そのものが棺であるかのような重さを画面に与えている。About出版社早川書房出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画緒賀岳志Amazonで見る