一覧に戻る文学・評論歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告Jodi+Taylor+千幸+田辺歴史を「研究」と称して時空を行き来する者たちの顛末を描く、英国発のシリーズ第一作。恐竜の時代から戦地までを駆け抜ける道行きが、皮肉と諧謔を交えて綴られる。表紙はオフホワイトの地に水彩タッチの細密画。赤毛の主人公を中心に、時計の文字盤、家屋、古い銃、恐竜のシルエットが渦を成して立ちのぼり、白いリボンが時間の流れのように画面を貫く。タイトルは黒の太い明朝で縦に大きく据えられ、奔放な絵柄を端正に締めている。物語の躍動と装丁の落ち着きが拮抗する一冊。About出版社早川書房出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画朝倉めぐみAmazonで見る