一覧に戻る文学・評論ニューヨークの魔法のじかんニューヨークで過ごした「魔法のような時間」をめぐる一冊。街角の小さな出来事や見知らぬ人との交わりが、旅と暮らしの境を行き来しながら積み重なっていく。表紙はマンハッタンの夕暮れを背景に、女性と子どもが手をつないで歩く後ろ姿を描いた一枚絵。青灰色に沈む街並みと、空や路面を満たす琥珀色の光、足元から長く伸びる影の対比が、見知らぬ街にふと差し込む温度を浮かび上がらせる。逆光の柔らかさが、本の表題そのものを画面に重ねたような装丁。About出版社上杉忠弘出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子装画上杉忠弘