一覧に戻る文学・評論海の仙人・雉始雊絲山秋子海辺の街で「役立たずの神様」と過ごしたひと夏の終わりを描く、デビュー20周年を機に文庫化された連作。淡い水色とピンクが滲む水彩画が表紙の中央に置かれ、桃色の桟橋の先に小さな祠のようなものと、遠くに浮かぶ舟影や島影がぽつりと描かれる。空も海も輪郭をほどいた絵肌で、上下にたっぷりとった白の余白が静けさを担う。タイトルは右上に縦組みで小さく、帯の朱色の本文が画面下を引き締め、海と祈りの淡さに一点の温度を添えている。About出版社河出書房新社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁佐々木暁(カレラ)装画小池アミイゴAmazonで見る