一覧に戻る文学・評論ねじの回転ヘンリー・ジェイムズの代表的な心理怪奇譚。家庭教師として赴任した若い女性が、屋敷の子どもたちと前任者の影をめぐる不穏な物語を語り出す。表紙は黒い額縁に英題を繰り返し連ね、その内側に線描の夜の庭を据えて、窓辺で外を見つめる長い髪の少女の後ろ姿を置く。光と闇のコントラストが強いペン画は、少女の背中越しに広がる景色そのものが小さく揺らいで見え、語り手と読み手のどちらが何を見ているのか、その境界を静かに曖昧にしていく。About出版社フジモトマサル出版年1962年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画フジモトマサル