一覧に戻る文学・評論島はぼくらと辻村深月瀬戸内の小さな島で高校最後の一年を過ごす四人の幼なじみ。島という閉じた場所で揺れる進路や恋、そして島に流れ着く人々の物語を、繊細な筆致で描く青春長編。表紙は港の岸壁に腰掛ける四人を俯瞰気味に捉えた水彩画で、淡い水色の海と空、白い制服、足元を歩く一匹の蟹までもが透明感のある線で描き込まれる。にじみを残した彩色とやわらかな余白が、過ぎゆく季節のまぶしさと、いつかこの場所を離れる予感をそっと重ねている。About出版社講談社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画五十嵐大介Amazonで見る