一覧に戻る文学・評論死ぬほど好き林真理子恋愛の昂ぶりとその痛みを、女性たちの感情の機微とともに描く短編集。表紙の上半分には、暗い土の上で横たわる白いドレスの女性を、花を髪に挿した五人の女性たちが囲む絵画が据えられる。果実が転がる地面、こちらを見据える視線、わずかに伏せられた顔──静謐ながら不穏な気配が漂う。右上には淡いピンクの大ぶりな明朝でタイトルが置かれ、下半分の余白が画面の緊張を逃がす。甘やかさと不穏さの境目を、色と余白で繊細に語る一冊。About出版社集英社出版年2003年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁藤村雅史装画金子亨Amazonで見る