一覧に戻る文学・評論きみがすべてを忘れる前に 笑わない少女と見えない友達忘却と少女、見えない友達という気配の物語。廃墟めいた木造の廊下に差し込む光の筋、そこに立つ制服の少女を縦構図で捉えた装画が、緑がかった薄暗さと白い陽だまりの対比で画面を支配する。タイトルは縦組みの太い和文を画面右に大きく走らせ、英字の副題と細い添え書きを左肩に小さく置いて、視線を少女と光の交点に誘う。緑の湿度と一条の光が、忘れることと残ることのあわいを静かに示している。About出版社とろっち出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁菊池祐(ライラック)装画とろっちAmazonで見る