一覧に戻る文学・評論去年の今日長島有里枝かけがえのない存在がいなくなったあとの日々を、思いやりながらの優しい距離でつづる短篇集。十四年ぶりの小説集だという。白い余白を大きく取った表紙には、細い線で描かれた人のからだがゆるやかに伸び、その肩には小さな猫が静かにとまる。タイトルは三つに分けて散らされ、中央の「の」だけが銅色で結ばれている。線の繊細さと余白の静けさが、悲しみに寄り添うこの本の手つきと呼応している。About出版社講談社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画青木陵子Amazonで見る