一覧に戻る文学・評論歪んだレンズ宮城啓タイトルが告げるとおり、見ることと見えるものの距離を問い直す一冊。深い漆黒を背に、中央には大きな広角レンズが据えられ、湾曲したガラス面には青緑に沈んだ街並みと薄く伸びた人影が浮かぶ。建物や標識はわずかに歪み、現実から一段ずれた光景として像を結ぶ。銀がかったタイトル文字がレンズの円弧をなぞるように縦に流れ、覗き込んだ瞬間に世界が違って見える、その一拍を装丁全体で受け止めている。About出版社KADOKAWA出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂詰佳苗装画ケッソクヒデキAmazonで見る