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山の霊異記 黒い遭難碑
文学・評論

山の霊異記 黒い遭難碑

安曇潤平

登山者たちが山で体験したという怪異を集めた実話系怪談集。鉛筆の線を幾重にも重ねたような細密なタッチで描かれる暗い森、白い登山ズボンとトレッキングポール、奥に小さく佇む青いテント。モノクロの画面に赤と青のわずかな差し色だけが残り、タイトルは白抜き、副題は黒い円盤に白文字を置いた判のような意匠で添えられる。静かな山の風景に潜む気配を、視点をやや低く取った構図がそのまま読み手の足元へ運んでくる。

About

出版社
KADOKAWA
出版年
2018
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

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