一覧に戻る文学・評論人類滅亡小説山田宗樹終末へと向かう世界を見据える物語。滅びゆく時代に人がどう立ち会い、何を抱えて生き延びるのかを描く長編で、表題のとおり「滅亡」を正面から扱う一冊。表紙は燃え立つような赤い空を背景に、白いワンピースの少女が一人、青く沈んだ大地に長い影を落として立ち尽くす情景を捉える。タイトル文字は粗いドットに分解された白で大きく重ねられ、像が崩れていく寸前のような不穏な質感を画面に与えている。風景の静けさと、解像度が壊れていく文字面の対比が、滅亡という主題を肌触りに変えて差し出している。About出版社幻冬舎出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画みっちぇ(亡霊工房)Amazonで見る