一覧に戻る文学・評論時々、慈父になる。島田雅彦父であること」と「子であること」のあわいを行き来する自伝的な父子小説。長年にわたり書き続けてきた作家が、家族との時間を率直に綴る。鮮やかなピンクを地に、縦書きで置かれたタイトルの背後には、本文と思しき細い文字列が薄く滲んで幾層にも重なる。下半分は白い帯が区切り、表紙の喧騒に静かな余白を返す構成。記憶の濃淡と語りの厚みを、色と文字の重なりだけで丁寧に可視化している。About出版社集英社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る