一覧に戻る文学・評論水たまりで息をする高瀬隼子風呂に入らなくなった夫と、その変化を抱えながら日々を送る妻の生活を、静かな筆致で描く中編小説。第165回芥川賞候補作。表紙は、淡いピンクとベージュに沈んだ肌のような曲面に、透明な水滴が無数に弾ける写真を大きく配し、左上の余白に細い明朝でタイトルを縦に流す。輪郭の柔らかな曖昧さと、水滴の粒立った質感の対比が、皮膚感覚に近い親密さと拭いきれない違和を同時に呼び込み、本文の不穏な静けさを表紙の一面で予告している。About出版社集英社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁高橋健二(テラエンジン)カバー写真コムラマイAmazonで見る