一覧に戻る文学・評論十二人の死にたい子どもたち冲方丁廃病院に集った十二人の少年少女が、自死の決行を前に「13人目」の存在をめぐって対話を重ねる群像ミステリ。表紙では正面を見据える一人の人物像が大きく据えられ、淡い白の余白には数字めいた痕跡がうっすらと漂う。タイトルは血の色を思わせる朱の筆致で人物に重なるように置かれ、静けさと鋭さが同居する。生きるか死ぬかという選択の重さを、ひとつの眼差しと一筆の朱が引き受けている。About出版社文藝春秋出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁関口聖司装画watabokuAmazonで見る